イスラム教の預言者ムハンマドの生誕祭です
案の定同居人Z君は田舎に帰省しちゃいました(^^;)
本当はチュニスにある親戚宅で過ごす予定が、他の出稼ぎ若者たちが里帰りすると聞いて懐かしくなってしまった様子(おいおい)。
昨日から気温がぐっと下がり、Z君の田舎では雪がたくさん降り積もっており・・・
雪遊びしたい。(子供かい!)
むろん「雪で遊んでる俺たち」の写真をフェイスブックにバンバン載せることでしょう。
(ダンナが以前Z君に古いカメラをあげたのでね)
で、生誕祭には何をするのかと言うと・・・
預言者ムハンマドの特異な人となりに思いをはせる1日だそうで。
・モスクに行く(まぁ当然でしょう)
・アスィーダを作って家族で食べる
・ケロアンでは断食をする人も
以前の日記で取り上げたアスィーダ・ズグゥグゥは材料代がバカにならないので、ズグゥグゥ抜きの「ただのアスィーダ」を食べる人も多いようです。
Z君いわく:
「ズグゥグゥ(アレッポ松の実)もナッツ類も高いです。だからお母さん普通のアスィーダ作ります。上にはクリームとかコンデンスミルクじゃなくて蜂蜜をくるくる〜ってかけて食べます」
基礎になる材料(水・砂糖・小麦粉)から察するに、パンケーキミックスを焼かずにとにかく鍋の中で、水を少しずつ加えながらかき回し続けた物、ですねぇ。
蜂蜜との相性がいいのもうなづけます。
お金持ちのアスィーダ・ズグゥグゥはナッツ類がどっさり。
こんな風にね(以前載せた物の再利用

で・・・
非常に運のいい事に、アスィーダ・ズグゥグゥを食べる事ができました
朝かなり久々にRd君からダンナに電話がありまして。
「俺のかぁちゃんがアスィーダ・ズグゥグゥ作ったんだけど、食べにくる?」
もちろん行きたいですとも、エエ。
ただ難点が1つ。
Z君が車を使っているため我々夫婦には移動手段がなかったんです
ところがこれまた幸運な事に朝C君が我が家に来てまして。
C君、Rd君、Z君、全員勝手知ったる親戚同士、
「3人でタクシーで行こうよ
Rd君の家は日本人どころか外国人は誰もいないような下町なので現地人が一緒じゃないと不安、もしC君がいなかったら動かなかったでしょうね。
無事にタクシーを拾い(女性の運転手!)、無事にRd君宅に到着。
Rd君、お母さん、妹さんとキスで挨拶、居間に通され・・・
テレビがついていたのですが、預言者ムハンマドをたたえる歌を披露している男性がいました
チュニジアの民族衣装ジェッバを着て、イスラムの数珠を手に朗々と歌い、それが終るとスタジオで司会者たちとともに砕いた様々なナッツてんこ盛りのアスィーダ・ズグゥグゥを・・・
へー、Mouledって、そういう日なんだ。
しばらくして、コーヒーとともに待望のものが:

アスィーダ・ズグゥグゥ初見参
割と小さな入れ物でホッ(^^;)、どんぶりだったらどうしようかと。
ナッツ類は高いせいか少なめです。その代わりドラジェ(アーモンドの砂糖がけ菓子)やパールみたいな飾り砂糖などがトッピングされていました。
食べてみたら、
「ん?そんなにひどく甘くはないよ?ベタベタに濃厚なこともないし」
自家製だから砂糖控えめとか?
すごくおいしい!と言うほどではないですが、食べられないような物ではありません。
ううむ、これでピスタチオや胡桃やアーモンドが乗ってたらおいしいだろなぁ・・・
上に乗っている白いクリームの下にはズグゥグゥの黒い色が:

やっぱり黒ゴマっぽい雰囲気・・・
でも味は違います。似ているものがないので説明のしようがないのですが、ゴマとは違う味がしました。
「どろっと感」はラマダンデザートのBouza(過去の日記)とかなり似ています。
せっかく貴重な物を食べさせてもらったのに、
我々ったら手ぶらじゃん
まぁ、Rd君を海水浴に連れて行ったり、書類のプリントアウトをしてあげたりしたけれどね
困ったのは帰り道。
タクシーは通るのですがすでにお客がいて・・・
雨が降って来たので寒いし濡れるし、早く何かに乗りたい。
で、C君が乗合タクシー(タクシー・ジャミーア)をつかまえました
見た目はルアージュ(長距離乗り合いタクシー)そっくりですが、これは狭い範囲内しか走りません。
1人700ミリーム、タクシーより割安でした。
C君いわく、終点まで行っても800ミリームだそうな。
でも女性が1人で乗るもんじゃなさそう・・・男性だらけ
車内はこんな感じ:

おんぼろ
割れた窓にはペロペロの荷造りテープ(^^;)すごいね

何事もなく無事に移動できました。
楽しいMouled、だったかな
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家庭内には、仲々、入り込めないと思うので、貴重な
経験であり、写真ですね。
サウジにはなかった行事ですよね・・・他の国(エジプトやアルジェリアなど)ではやっているようですが。
おっしゃる通り、家庭内に入り込むのって意外と難しいです。
今回は渡りに船みたいな事になって、本当に幸運でした。
多分Z君が「snowshoe-hareがズグゥグゥ食べたいみたいだよ」とRd君に言っていたのでしょう。そうでなきゃRd君が用もないダンナに電話をかけて来るとは考えにくいので・・・
って思ったら、やっぱりその下には微妙な色外が・・・(^▽^;)
でもほんとRdくんママのこの盛り付けは
と〜っても可愛い♪
なんとも形容しがたい味、やっぱり「一口だけ」食べた〜い(≧∇≦)ノ
日本に住むチュニジアの人たちもどこかで材料入手してるんでしょうかね〜?
私も想像よりもかわいい色合いの盛り付けに思わず「あら〜♪」でした。
黒ゴマの何か、という感じなのに全然ゴマ味じゃないので、そのギャップが何とも形容しがたいです(^^;)でも悪くなかったですよ。
もっとナッツもりもりだったら日本人ウケするのになーと思いました。確かどこかの(東京?)チュニジア料理レストランでデザートとして出されていたような・・・
日本にいるチュニジア人はどうしているんでしょうね。特にあの黒い松の実は日本にはなさそう・・・やっぱりわざわざ持って来るのかな?